や～さん堂　４

南城市佐敷にある和食屋さんです。
たまたま、ネットで評判がよかったので、気になっていて、さらに、中城村の「BAR　TEMPO」の佐敷出身のスタッフさんも絶賛されていたので、すご～く行ってみたかったお店です。
和風な店内は、小さなカウンター席と座敷があり、座敷は個室風の部屋もありました。
この日は、開店直後に来店したのですが、お客さんは、どんどん入ってきて、満席になり、入れなくて、帰られる方もおられましたよ。
客層は、やはり地元の方が多く、会社関係と思われる団体さん、お子さん連れのご夫婦、女性のグループがいらっしゃいました。




メニューは、和食が中心で、定食や御膳等のお食事系のメニューから、おつまみ系の単品メニューまであります。
ドリンクは、ビール、泡盛、焼酎、日本酒、チューハイ、ワイン、ソフトドリンク等があります。


まずはいつもの”麒麟淡麗（生）400円”をいただき、続いて”冷酒1合（おまかせ）600円”をいただきましたよ。
日本酒の銘柄を聞くと、”剣菱”ともう1種類しかありませんでした。
和食屋さんにしては、銘柄が少ないなぁ。。。って思ったら、大将が「ほんとは、もっといろんな日本酒を置きたいのだけど、佐敷の方では、ほとんど泡盛ばかりで、日本酒はなかなか出ないので、置けなくて。。。」とおっしゃっていました。
でも、その後の雑談で、私が和食が好きで、浦添から来たことを知って、「次来る時は、特別に、日本酒の持ち込みしていいですよ。」と、ありがたい事を言ってくれました。


お通しの、”キムチ風味のじゃが芋”です。
じゃが芋とキムチがうまくマッチしています。


今回は、”咲御膳　ステーキ特選（前菜、刺身、揚物、炊合せ、蒸物、ご飯、汁、デザート）3360円”をいただきました。

前菜は、”牛ロースどて煮、帆立チーズ焼、芽キャベツ、筍と若芽の酢物、桜昆布茶、わらび餅”でした。
少しずつで、口に入れるとすぐなくなってしまいますが、お肉、貝、野菜、お餅等いろいろ味わえて、すごく贅沢！そして、とても旨いです。


刺身は、”地魚３種盛り”でした。
新鮮で、美味しいです。


揚物は、”もちもち揚げ束パン　青み”でした。


表面はカリッとして、中はもちもちで、甘味のある揚げパンと上品な味わいの餡がとても合っていて、すごく旨いです。


炊合せの”きしめん軟骨ソーキのせ　水菜”です。
きしめんと軟骨ソーキの名古屋と沖縄のコラボも斬新で、いいですね。
とても、旨いです。


蒸物の”えびの桜葉包み　天だし　生姜”です。


海老の風味と食感がしっかり感じられて、これにほんのり甘味と生姜の風味の天だしが、すごく合います。


ご飯は、シンプルに”白ごはん”でしたが、ふっくらやわらかで、旨いです。
汁は、”白身魚卵とじ　三つ葉”で、スープも、さっぱりとした美わいで、中の具とのバランスもすごくいいです。


メインの”ステーキ特選”です。


中はほんのりレアで、やわらかく、噛むと肉汁が広がるほど、ジューシで、美味しいです。
やや濃いめのソースにつけて、いただくと、ご飯もすすみます。


デザートの”アイスクリーム、チョコ”です。
冷たくさっぱりアイスは、お口直しにちょうどいいですね。


御膳以外にも、単品料理も注文しましたよ。

”生ゆば500円”です。
味付け自体は、すごく薄味で、湯葉の風味と食感をしっかり感じられます。


”たら白子（醤油焼）”です。
思ったより濃い目の味で、後から来るピリッと辛さも独特で、これにふんわりやわらかな白子の風味と食感もすごくよくて、とても美味しく、お酒のつまみに最高です。


それから、「お腹いっぱいだったら、残してもいいですので。。。よかったら、どうぞ」と大将から優しい声で”塩辛・浅漬”をサービスしていただきましたよ。
もちろん残さず、日本酒と一緒に、全部いただきました。


こちらは、噂どおり、お料理は、すごく手が込んでいて、とても美味しくて、大満足でしたよ。
しかも、大将はすごく優しくいい方で、めちゃくちゃ忙しいのに、合間をぬって、ひとりでいる私に声をかけてくれたり、サービスを出してくれたりして、すごくありがたかったです。
ちょっと遠いですが、ぜひぜひ、また寄らせていただきます。


和菜　﨑
南城市佐敷字津波古988
TEL：098-947-1037
地図はこちら
営業時間：食事メニュー18:00～21:00、つまみメニュー21:00～24:00（L.O.23:00）
定休日：なし
P有り